京都国立博物館では来年開催の「特別展「雪舟伝説 ─『画聖(カリスマ)』の誕生─」が2024年4月13日から5月26日まで開催。展覧会の趣旨など見どころが紹介された。
展覧会は雪舟展ではありません。
日本の美術史で最も重要な画家として知られる雪舟。本展では、主に近代における雪舟受容をたどり、画聖と仰がれる雪舟への評価がいかにして形成されたかを検証していこうというのが今回の展覧会の趣旨だ。
本展の特色
①雪舟国宝6件が勢揃い。②比べてわかる影響力③こんな画家も幅広いフォロワー④京都国立博物館だけ、巡回なし限定開催。
展覧会の構成は7章
1章雪舟精髄
雪舟の国宝6件を一堂に展示、雪舟の作品とは、雪舟がいかに高く評価されているか。
2章 学ばれた雪舟
後世に影響を与えた作品を注目
3章 雪舟流の継承、長谷川派と雲谷派
桃山時代に雪舟の後継者を名乗る。雲谷等顔1547〜1618
毛利毛から雲谷庵と「山水長巻」を拝領
4章伝説の始まり狩野派の仕事
雪舟が神格化に最も寄与したのは狩野派で狩野探幽(1602〜1674)が基盤となりました。雪舟は学んで自身の様式を確立した。
5章江戸時代が見た雪舟
江戸時代に数おおく流通していた雪舟。
6章 雪舟を語る言葉
江戸に滞在していた光琳からの手紙や、江戸で有名に。
7章 雪舟の受容の拡大と多様化
雪舟は江戸で有名になった後、様々な絵を描いていくことになります。
2024(令和6)年4月13日(土)~5月26日(日)
[主な展示替]
前期展示:2024年4月13日(土)~5月6日(月・休)
後期展示:2024年5月8日(水)~5月26日(日)
一般1800円 大学生1200円 高校生700円
開館時間9時から17時まで
さらに詳しい概要についてhttps://www.kyohaku.go.jp/jp/exhibitions/special/sesshu_2024/
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